秘書検定の資格取得者の傾向

秘書検定は、一般的な社会人としての知識・技能の程度を試す試験といえます。受験者数の男女比では、女性9:男性:1の割合だそうで、非常に少ないとはいえ、勤務先からマナー・接遇などの向上を求められた男性も受験しています。

 

実施元である公益財団法人・実務技能検定協会によると、昨年11月に実施の「第98回秘書技能検定」における受験生の職業別割合では、大学生:38.5%、短大生:7.7%、専修・各種学校生:12.2%、高校生:20.1%のほかは、社会人。

 

なんと、受験者の約8割は、学業のさなかにあり、今後、就職のアピールポイントにしたい大学生、短大生、高校生ととなっています。なんと、現役の秘書は1.5%と、ほんの一握りでした。

 

級別では、どのようになっているのでしょうか?3級では、高校生が総数の38%、次に専門学校生、大学生が受験しています。社会人になる前段階に、ビジネスマナーをはじめ社会常識などをきちんと押さえておきたい、という就職対策の一環のようです。※資格取得を推奨する大学も多いようです。

 

2級では、「就職に有利」として、就活におけるエントリーシートのアピールポイントとしておきたい大学生が、約半数を占めています。

 

準1級も、大学生が多く、次いで会社員となっています。大学生は時間があるうちの資格取得として、すでに社会人となった人びとは、業務の際に必要性を感じ、よりスキルを高めるための資格取得を目指す人が多いようです。

 

「秘書検定」が証明する知識、およびスキルは、事務系の業務に就く人びとにとっての“即戦力”ともえいます。

 

さらに、面接試験もある準1級以上の資格があれば、実務に不足のないマナー・接遇が公に認定されたことになります。1級の資格取得者には、英語力、PCスキルなど総合的な力をアピールできます。

 

これらを重視し、最近、特に、秘書検定の資格取得を推奨する企業が増えており、資格手当を支給するところもあります。