秘書技能検定試験の合格率

秘書技能検定試験を運営・実施している公益財団法人・実務技能検定協会によると、「第98回秘書検定」(平成24年11月11日実施)の合計志願者数は合計58429名、受験者数は54354名でした。

 

受験者層の内訳では、大学生:38.5%、短大生:7.7%、専修・各種学校生:12.2%、高校生:20.1%、会社員など:13.3%、秘書:1.5%、その他:6.7%でした。合格者数は次のとおりです。

 

 級   志願者数 受験者数 1次合格   最終合格  合格率

 

 

1級   1433名  1235名     872名    468名    37.9%

 

準1級   6624名  6102名  3848名   2147名 35.2%

 

2級   34077名  31825名   --  16089名 50.6%

 

3級  16295名  15192名   -- 11726名   77.2%

 

計   58429名  54354名 -- 30430名  

 

 

級によって、合格率の高低差がはっきりわかる結果となりました。3級では、8割近くが合格する一方、1級、および準1級では3割強となっています。2、3級は、実務経験がなくても、初歩レベルの問題がほとんどのため、集中的に学習すればほぼ合格できる、とも言われ学習の成果がそのまま結果に繋がります。

 

3級よりも、2級の受験者数が倍近くに上るのは、「エントリーシートに記載して恥ずかしくないのは2級以降」という認識が広まっているためです。ぐっと厳しくなるのは、1級、および、準一級の試験です。

 

1級では、筆記試験よりも、面接試験が難関とされています。1次試験の合格率が50%ほどで、さらに、2次の面接試験となると1次試験合格者のさらに
50%ちかくがふるい落とされ、一気に減ってしまいます。

 

実務経験などが少ない人は、面接試験の直前に日本秘書クラブなどの主催で開かれる「秘書検定1級対策集合面接対策講座(3日間コース)」などに参加して、ワザの研磨につとめる人もいるようです。

 

いずれにせよ、秘書検定は、「理論」「実技」領域ともに、問題の60%以上の正解で合格となる「相対評価」の試験。過去問と重なる問題も多く、一定レベルの得点がとれる2、3級レベルの合格率は、今後も高いままで推移していくと思われます。