秘書検定1級について

「秘書の職務を十分に理解し、秘書業務に関して高度な専門的知識・技能を発揮することができ、上司の指示がなくとも、自らの判断で仕事が進められ、あらゆるケースを想定し、多面的に思考できる」。以上の能力を認定されているのが、秘書検定1級の資格取得者です。

 

3級から2級、準一級、1級まで、階段を上るように能力が設定されている秘書検定の中でも、1級は、最高水準の資格となっています。試験は年に2回(6月/11月)、実施されます。

 

1次試験は、150分の筆記試験となっており、回答は、記述式。1.秘書の資質、2.職務知識、3.一般知識(以上、理論)、4.マナー・接遇、5.技能(以上、技能)から、出題されます。内容は次のとおり。

 

1.秘書の資質では、@秘書としての心構え A秘書に求められる能力B秘書に求められる人柄とセンスC秘書の役割と機能D秘書の業務から、出題。

 

2.職務知識では、@秘書としての心構えA秘書に求められる能力B秘書に求められる人柄とセンスC秘書の役割と機能D秘書の業務から、出題。

 

3.一般知識では、@社会常識A企業のしくみと経営学B人事・労務管理・マーケティング・生産管理C企業会計・財務 D経営法務から、出題。

 

4.マナー・接遇では、@人間関係と秘書の心得A聞き方と話し方B接遇のマナーC敬語・接遇用語D電話応対E交際業務から、出題。

 

5.実技では、@文書の作成A文書の取り扱いBファイリングC資料管理 Dスケジュール管理E会議F環境の整備から、出題。

 

理論、実技ともに、合格ラインは60%以上。1次試験に合格すると、その後、2次試験では、秘書の適性について面接の機会が与えられます。面接試験は、2人一組のロールプレイング方式。報告・応対に関する質疑応答などが行われます。所要時間は、15分以内。

 

面接試験合格時、または合格後1年以内に、次の資格のうち、1つ以上を取得することが条件となっています。実用英語技能検定2級以上、TOIEC470点以上。以下、次のうち1科目の検定試験に合格していること。

 

日本商工会議所英語ビジネス文書作成技能検定Cクラス以上、(社)日本速記協会速記技能検定3級以上、英文速記1分間60ワードを5%以内の誤り反訳、(財)日本書写技能検定協会硬筆書写検定3級以上、日本商工会議所珠算能力検定3級以上、日本商工会議所日本語文書処理技能検定3級以上。※他の同種検定試験同等以上または、それに相当する実力がある場合も、可とされています。