秘書の魅力

秘書の魅力とは何でしょう?かつて一般企業の秘書として仕事をしていた時はあまりの多忙さでそのようなことをジックリ考えている暇もありませんでした。今思えばその魅力はたくさんありすぎて何から話せば良いかわからないくらいです。

 

学生時代に秘書士号と秘書検定を取得する際、様々なビジネスマナーを習得しました。まずは、それが第一の魅力でしょうか?通常、入社一年目の女性事務員はベテランの社員に電話応対の仕方や来客時、または上司に対する話し方などについて教わることが多いのですが、秘書として入社した私はすでに学んでいる内容でした。

 

私は当初から取締役員のスケジュール管理や会議や会合用の書類作りに追われていました。私としては、それなりに必死に毎日を過ごしていましたが、他の新入社員からは羨望のまなざしを浴びていたと後で聞きました。

 

他には入室許可を得ることができない役員室の掃除をしたり、お花を飾ったり、外国のお客様と片言ですが会話をしたり、、、華やかに映ったかもしれません。確かに、常に「誰かと会う」と思い、身だしなみに気を配りました。少々化粧も派手だったかもしれません。

 

いつも誰に見られても恥ずかしくないようにと、会社の恥にならないようにと思っていました。少々疲れはしましたが、張り合いがあってよかったなあと思います。

 

私はある男性役員の秘書を担当していました。時々お客様との会合の為のお店を予約するように言われその時は随分悩みました。私は、1回1回、どのお客様と、どのお店に、何回行ったか?その時の感想は?など、ノートに書き留めておきました。

 

そのうち、上司のみならず、お客様の好みも分かってきて楽しくなりました。プライベートで見つけたレストランなども、ふと、あのお客様向きかな?と考えるようになり自然と仕事が好きになりましたね。

 

時々、上司から「あの店、良かったよ。次もあの店にしてほしいとお客さんが言っていたよ。」などと言われるととても嬉しかったです。こんな縁の下の力持ち的な秘書という仕事は本当に魅力的です。